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挨拶はいつもアイコンタクトで

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秀直です

コスタリカ生活もはや30日を過ぎようとしている。
目の前の海はフラットになることはなく肩を休めることを許されないコンディションは延々と続いている。
身体が悲鳴をあげていても目が覚めれば足は海へそして気づけばワックスアップ。
これサーファーの性です。
波があるのにサーフィンしないのはサーファー界のルールでは重罪と思っているのは世界共通の言霊。

毎朝1番にパドルアウトする毎日はいつでも先客が待っていてくれてどこからともなく現れて頭の上からアイコンタクトを贈ってくれる。
こちらも手を振ってウィンクを返すのが儀式のように朝が始まるのだ。

彼らに挨拶をして水中を眺めると今度は小魚たちが小さなトルネードをいくつも作りながら足元を泳ぎ回る。
こちらの主たちにもご挨拶せずに機嫌を損ねられると波に乗せてもらえないのは困ったものだ。
ボードから離れて一度スキンダイビングで顔を水中でを見せないと叱られてしまう。
ルーティンを崩すのはご法度だ。

自然界のローカルルールをきちんと守れば彼らはしっかり波を運んでくれてファンな波を譲ってくれる。

これ本当に不思議だけど心が通じているのを感じずにはいられない。
PURA VIDAは人間だけの精神ではないようだ。

すでに家の周りでも自然界のローカル達は気を許してくれたようにあちらから声を掛けてくれるようになっている。
「Hola amigo!」
どの鳴き声もそう聞こえてしまうのは、こちら側の脳がとうとうあちらの世界に切り替わってきたのだろうか。
自然豊富な所に順応しているのかなと少し嬉しいような。
すでにアミーゴな仲間達。
そして人間のアミーゴは相棒アミーゴに乗って通勤通学する。

ここコスタリカの海では知らない顔も知ってる顔も目が合えば誰にでも挨拶を交わす習慣が当たり前だし、それをしないことなど考えられないほどに気持ちがいい。

日本はどうだろう。
私自身は目が合えば挨拶する、声を掛ける。
を心掛けてはいるのだが・・・・・
未だに睨まれたり無視されたり露骨に排除しようとしたりの行為を受けることがある。
なんなんだろう。
偉い人は他人を粗末な態度で接することが偉いのか。
そういう人こそ貧しいのではないのか。
元々偉い人などいないのに。
歪んだ資本主義の中での競争がどれほど大事で重要なのか。

日本人が初めましての挨拶で握手やハグを求め合う地球基準に近づく日は来るのだろうか。
取り残されていることに早く気づかないと大変なことになってしまうかもしれない。

 

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