秀直です。
3月に30年の時を経てサンタモニカを訪れ桟橋の先端で目を閉じた瞬間、頭の中が渦まき一気にタイムトラベルの空間に入り込んだ。
22歳だった自分が下した決断は果たして正しかったのだろうか。
間違えだったのだろうか。
いや、どちらだろうと誰にも時間は平等に過ぎ去り今の自分を作り上げている。
間違えだったとしても遠回りだったとしても経験値を積み上げてきたことには変わりない。
いつからだって始めればいいではないか。
思い描いた人生を作り上げるのは自分しか出来ないし、出来ると思い続けるからこそ他人に左右されない自分軸を持てるのだ。
そしてさらにそれは楽しい。
こんな思いをもう一度フラッシュバックさせてくれる素敵な女性とサーフィンすることが出来た。
22歳。
日本社会の資本主義の在り方、教育、生活環境、将来への考え方に多くの疑問を持ち、今まさに世界へ旅立とうと決意を固め自分の目で世界のスタンダードを確かめ、地球目線で日本を見つめてみようと行動しようとしている。
素晴らしい!
羨ましい!
私が同じ歳の頃、決断できなかった道に踏み出そうとしている。
輝いている。
何もかも。
笑顔も目も心も、身体全体をも。
どんなことにも真剣な眼差しで聞き、吸収し、実行していく。
何度もサーフボードから落ち、波にもまれ、バランスが取れなくても何度もやり直す。
波とのタイミングが合ってボードが滑り出せば爽快感が充満して目が無くなるほどの笑顔が嬉しさを倍増させている。
これが成功体験なんだ。
失敗の繰り返しを積み上げて一度の成功が待っている。
彼女は分かっている。
自由と好きな事を自分の手に入れるためには辛いことにも立ち向かう勇気と行動力が必要なのだと。
ワクワク、ドキドキする人生とはそういうものではないだろうか。
カナダへ旅立つ日、私の夢も一緒に連れていってほしい!
そう思わずにはいられない未来を動かす一瞬に出会えたような気がした。
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