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日本以上の日本的おもてなしと癒しを知りたければカリフォルニアのここに行くべし

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秀直です

カリフォルニアはロスアンゼルスに来ています。

ロスアンゼルス、日本人が多く住むトーランス地区には地元では超有名な在アメリカ日本人はもちろん地元カリフォルニアンの心と胃袋を掴んで離さない「居酒屋 はち」がある。

コスタリカはハコで大変お世話になった日本人マフィアからのお口添えもあり、到着後急ぎ早ここへ向かうことにした。
人気店とういうこともあり席の空き具合を確認しようとダイヤルを回す。
「お電話ありがとうございます。居酒屋 はちトーランス店でございます!」
たったこれだけの言葉の中に何と気持ちのいいそして優しく初めての相手を気遣う心の表れた(洗練された)包み込むような音色が返ってきた。

大変恐縮だが私自身世界一の企業で一流の接客を学ぶ機会を頂いた経験を持ってしてなお何千回、何万回と日本国内を始め海外で【居酒屋】なるものに足しげく通っていても過大評価なしにこの度のこの声の音色ほどこの上ない穏やかさと思いやりそして真心が感じられたことはない。
一瞬で気持ちが急いてきた。
早く行ってみたい。
ここから現在の日本ではそうそう感じられない日本らしさをカリフォルニアで体感することになる。

電話の内容はやはり満席。
しかしながら早くから来店のお客様がお開きになる可能性が十分にあり、恐らく数十分後には空席が出そうとの返答。
了解して車で向かう途中、こちらからお願いしていないのにも関わらず状況の連絡をもらう。
これもまた丁寧な口調で優しく「お待ちしています」の音色。
旨い日本食が目的なのか、この音色の主に会いたいのかすでにわからなくなっている。

「お待ちしておりました。」

美しい!
音色の主も。
ごく普通の内装の店内も。
そして極上の日本料理も。

一カ月半ほど日本食を口にしていない我々は、涎がこぼれる寸前でこれほどまでにない感動で箸を縦横無尽に走らせた。
満腹中枢などこの世に存在しないほどに。
日本人が食べたいメニューは何でもある。
日本酒まで。
この味と心は是非現地で確認してほしいものだ。

心遣いは終わらない。
こちらが求めようとしている何かに瞬時に気づき、その都度声を掛けてくれる。
決して押しつけがましくなくあくまでもこちら目線と気持ちを考えて。
終始満席の忙しい中で数名の店員はマネージャーを筆頭にテキパキとやるべき仕事を最短最速しかも丁寧な言葉を添えて動き回っていた。
それはあたかも美しい蝶々のように。

どんな集団でもコミュニティでも、はたまたチームでもリーダーもしくはトップの背中と行動がそのクルーの動きを変える。

冒頭の写真のお二人がここの中心的存在であることは明白で、二人の心遣いがカスタマーだけでなくクルーまでをも心を動かしていたことに感嘆したのは言うまでもない。

素晴らしい!

忙しい合間を縫ってこちらから声を掛ける。
「今後も是非繋がっていただきたいので名刺を受け取ってほしいのですが。」
「もちろんです!勝手ながらお皿を持っておりまして片手での受け取りを大変失礼いたします。」
このような返答が出来る接客を身に付けた店員がいたら是非ご紹介いただきたい。
言葉だけではない心のこもった相槌かをこの目で確かめに行きたい。

言葉の意思疎通が難しい海外で人を感動させるまでのおもてなしをいとも簡単に出来るまでになるには並大抵の努力と精神力では無理だろう。
その裏には大変なご苦労と困難があったに違いないのは容易に想像がつく。
だからこそ価値がある。
この方達に会う価値が。

私を含め日本人である自身達には是非とも今一度自分を見つめ直し、これこそが自分の精一杯の努力と他人を思いやる心が存在するのかを確認したいものである。

カリフォルニアにこんなに日本の心を伝え活躍している方々がいる。
日本人の誇りを与えてくれ、共に共感し尊重し合える繋がりに心底感謝したい。

 

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