秀直です。
7月7日の七夕の日。
戻り梅雨のような曇天が続く中、この日を祝うかのように空が明るくなった。
高齢者が多く、透析のために入院通院される大病院に勤務しお互いを尊敬し合うパートナーがCafe de Marのビジョンや活動に共感してくださり教育事業の一環である「海と自分を知る教室」にお越しくださった。
過疎が予想される町には次世代の担い手の定着が安定せず、専門知識を発揮できる職場環境であっても人手不足は深刻のようだ。
そのため日頃の仕事に追われ、別の仕事を片付けるために有給休暇を取る始末。
これではリフレッシュどころか肉体的にも精神的にも披露が蓄積してしまうのも無理はない。
社会の構造はどうなっているのか誰に問えばいいのだろう。
こんな職場環境にも関わらず、愚痴一つこぼさずイライラする態度など一瞬たりとも見せず患者さんに何の不安も与えることなく究極の優しさを贈り続けるこのお二人は、その人間性がお顔にそのまま表れるほどに美しい。
社会全体の秩序はこのような方々によって保たれているのだろうと思うと感謝しかない。
このお仕事に就いた時から、修学旅行に行った以来それ以上遠い場所に旅行に行ったことが無いそうだ。
それを辛いとも思わず、自分の使命を黙々とこなす毎日を送る姿には頭が上がらない。
そして驚くべきことにそんな日々の中、頼り合いお互いの幸せを願い合っている。
真面目以外形容のしようがないこのお二人が、縁もゆかりもないサーフィンという行為を体験しようと大事な休暇を使って足を運んでくれたこと自体に涙が出るほど嬉しい気持ちになった。
一方のパートナーのご実家が浜松の海辺ということもあり日頃経験することのないサーフィンで、心と身体をリセット、リフレッシュし新しい価値観を感じたいというのが目的だ。
私の経験談や知識にもしっかりと耳を傾けてくださり、丸一日を子供の頃のように楽しんだ。
もう一方のパートナーは水に浸かるのはお風呂以外小学生の時以来とのことで、恐怖心が勝ってしまうか心配していたが波と戯れサーフボードの上で波に押され滑り走る浮遊感を存分に感じて満面を笑みを振りまいていた。
経験したことのない感覚と気にしたことがない知識を目一杯吸収されるその姿もまた美しい。
恐らく次の仕事は筋肉痛で首が回らないかもしれない。
それこそが、新しい価値観と深い思い出となって患者さんへの優しさへと変換されることだろう。
いつも社会を支えてくださり本当にありがとうございます。
ぜひともまたCafe de Marを楽しみにお越しください。
美味しく健康的なスムージーを作って待ってます。
Cafe de Marで新しい価値観を見出してみませんか?
店頭では当たり前ではない人生を送る面白いスタッフが皆さんとの交流を心待ちにしています。
そして、「夢プロジェクト」が始動しました。
本当に楽しく浪漫ある企画で誰もが参加できますので、気軽にお声かけください。
Cafe de Marで会いましょう。
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