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美しい未来を切り開こうと雁字搦めな常識に立ち向かう少女たち

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秀直です。

猛烈な暑さの夏もそろそろ終息を迎える時期となりました。
暑ければ早く秋になれ、寒ければ早く夏になれと私を含む多くの人間は我儘だ。
近頃は日の出が遅くなり、日の入りが早くなり、はっきりと季節が動いているのが分かります。

浜松の中田島砂丘もそんな秋の気配を感じる空気が流れる中、希少な教育を受けいわゆる一般的と言われる社会に様々な角度からの視点と独自の思想を持ち合わせた少女たちがCafe de Marに立ち寄ってくれた。

美味しくて映えるスムージーを味わう顔は無邪気でなんとも可愛らしく、普通の学生さんだ。
しかし、驚くことに視点が素晴しい。

SDGsに取り組む私達だが、彼女たちはすぐさまストローの秘密に気が付く。
ストローを口にしたその瞬間にこれは普通と違うと直感し、きちんと質問してくる。
サトウキビという答えを知ると心底感動し、大手カフェス○バまでをも引き合いに未来の形を語り出した。

ここから私のビジョンや理想の形を語る口調にも熱が入ってきてしまう。
彼女たちの聴く姿勢もまた素晴しい。
そして真剣に地球環境の過去を振り返り、自分たちが現在置かれている環境に疑問や共感をぶつけ合い、この先の未来をどう作り上げていくべきなのかを自分たちが持っている精一杯の思想と理想を表現しようともがいている。

10代最後の彼女たちの知識や経験はまだまだ希薄なものかもしれないが、これから経験するすべての事を身体全体が一つ残らず吸収していくだろうと感じさせてくれた。

常々私は私に携わる全ての若者に語ることがある。
平面地図ではなく、地球儀目線で物事を捉え考える習慣を当たり前にしていこうと。

まさに彼女たちは、こうでなければいけないと思い込んでいる社会環境に多角的な角度を持った意思で日々を大切に過ごしている。

何かを切り開いてくれそうな心地よい予感が脳裏を颯爽と吹き抜けた。

シュタイナー教育を受けた稀に出会うことのない一期一会に感謝と感激をいただいた。
私も賛同するシュタイナー教育は世界基準になろうとしているが、日本ではまだまだ認知すらされていないのが現状だ。
この考え方を広められるのはまさに彼女たちそのものだし、本人たちもそれをしっかり理解している。

1月、私たちは再度コスタリカを訪れる予定だ。
シュタイナー教育真っ最中の可愛い女の子のいる家庭と過ごす日々の中で一緒に遊ぶこともまた教えられることも多く楽しみが待ちきれない。

彼女たちのような若者にこそ、現代社会を動かす力を発揮できる環境を与えてあげたいと思わずにはいられなかった。
またお会いできることを楽しみにCafe de Marで待ってます。

PS:秋冬に向かいCafe de Marでは温かいメニューを考案中です。
日本全国に多くのファンがいる知る人ぞ知る有名なコーヒー焙煎人からもアドバイスをいただき、世界中のコーヒー豆を提供する予
定です。
また、地元野菜を使ったスープなどもご提案したいと考えています。

ぜひとも遊びにきてください。

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