秀直です
コスタリカ、カリフォルニアの旅を終えて数日が経った。
人生観、世界観をごっそり変えてしまうほどの旅はそうそう出来るものではない。
いつどこで勇気を出し発揮するかで人生は大きく動いていく。
この旅を計画し始めた頃、三人のCrewは参加することを即決出来ずにいた。
コロナによる制限や国々のルールを遵守する共通の課題はもちろんそれぞれがそれ相応の問題とハードルを越えていかなければならず、まずそこに立ち向かうかを決断しなければいけなかった。
千葉から参加したともさんはこうだ。
今年小学校を卒業する一人娘と奥様との同意と自分自身の個人事業主としての仕事の調整が必要だった。
ご家族の同意は予想外にも簡単だったようだが、お子様の卒業式に帰国が間に合うかが一つの悩みだった。
仕事の調整は何人ものお得意様に何度も足を運び丁寧に事の詳細を説明して旅先からも連絡が取れるようにきちんと対応する努力をすることでクリアしてきたようだ。
ご自身が中学生の頃に近所のスポーツ店のガラスに貼り付けてあったサーフィンのポスターを見てからずっとサーフィンに憧れていたものの、受験や大企業への就職などでその憧れは胸に秘めたまま30数年が経った今、このチャンスを逃せば絶対後悔するとの思いを行動で示してくれた。
早期退職し個人事業主として再出発した意味の中には憧れや夢を実現するための選択も含まれていて正に今回がそのチャンスだったと決断されたのだ。
年齢的にも沢山のしがらみのある中でこの決断には頭が下がりました。
香川県から浜松に移住してサーフィンとCafe de Marを運営する祐輔の場合は
サーフィンに心奪われ、没頭したい気持ちで浜松への移住を決断したのが1年前。
まだ若い24歳の青年は自分にとって本当の幸せや人生とは何かを本気で追及する中でサーフィンにそれを見出した。
サーフィンはただ波に乗るだけではない。
そのためには乗り越えていく課題も多く、体力だけではない知力までもがパフォーマンスをも左右することを学んでいる。
人間力を底上げすることがサーフィンそのものの上達に繋がることに気づき、この旅に出ることで人生そのものが必ず大きく動き出すだろうと決断し昼夜を問わず働き資金を作り参加した。
目標を掲げることが人を動かし、行動することが人生を動かすことを証明してくれたことに人間力を感じた。
千葉県から浜松に移住して音楽とこちらもCafe de Mar運営する直人は
母上が教頭先生でもあり、地元飯岡の古い明主でもある続柄から育ちも良く苦労知らずで過ごしてきた自分を根底から変えていきたいという強い意欲を持ち浜松で自分中心の自分自身のための自分自身による生活環境を求めて浜松へ移住してきた。
東京六大学卒業というクレバーな一面を持つ一方、人生経験や世界観が足りないことを自覚し今の自分にとって何が必要なのかを日々思考錯誤しながらもまずは自分から率先して困難に立ち向かってみようと旅に出ることを決断した。
飛行機も海も苦手で体力にも自信がないと思っているのは自分の思い込みかもしれない。
これを乗り越えれば、知らない世界との遭遇で知らなかった自分自身の潜在能力と発見があるはずだと決断し参加した。
彼をもしてやはり旅に出る決断が彼自身の人間力を底上げした。
そして私はこの三人のこの行動と努力、実行に大きな感動をもらい、今また新しい目標に向かって歩き出している。
自信過剰でも自身薄弱でもダメ。
考え想像してるだけでは動かない。
自分の行動が周囲に大きな影響を与える。
謙虚にかつ声に出し行動実行すれば、自然と仲間は増えてくる。
その姿こそがピュアではなかろうか。
ピュアな人生とは何か。
一緒に求めていきましょうよ。
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